[CATIA V5 掲示板にもどる]
CATIA V5 掲示板 返信フォーム

- 以下は、記事NO. 3757 に関する 返信フォーム です -

面修正の検証 kuni - 2007/10/12(Fri) 16:12 No.3757
IGESで他CADからデータを持ってきたときのように、1個のサーフェスのフィーチャになっているのに、境界線を作ってみると隙間がいっぱい開いているデータがあったとします。
これを修正して隙間を埋めたときに、元面に対して「隙間は埋めたけどそれ以外はほとんど同じ」というのを検証したいのです。
その「ほとんど」はどうやって検証すれば良いのでしょうか。

No.2406 で2形状の比較の話は出ていますが、形状変更ではなく、もっとずっと小さな変形なので、この方法は使えませんでした。

気持ち的には、2形状の、対応する位置の最大距離や距離分布がわかればいいのですが・・・
普通に2つの面を距離測定すると、重なっている部分を測ってゼロになってしまいます。

Re: 面修正の検証 euclid3 - 2007/10/12(Fri) 16:49 No.3758
境界線の距離の比較と言う手がありますが、
最大と、最小、平均値などで、見れますが、
CATIAにはあると思いますが?
延長されたサーフェースの比較は意味がないと思う、距離=0

Re: 面修正の検証 SAKURA - 2007/10/12(Fri) 16:53 No.3759
2点間要素を測定の選択モードを両方エッジにして、
サーフェスのエッジを測るのではダメなのでしょうか?

疑問だらけで答えていない? らでぃん - 2007/10/12(Fri) 17:43 No.3760
自信ないのですが、

・2つの交差のラインを取る
 (同一面のにもラインが出来ます)
 ↓
・どちらか(修正後のほうが良いのかな?)の境界のラインを取る
 ↓
・交差と境界の違いを比較

と考えたものの、比較をどうするのかな?
異なる部分を抽出して、距離を図れば良いのかな?

Re: 面修正の検証 kuni - 2007/10/12(Fri) 20:54 No.3762
やっぱりデータがないとうまく説明できませんでした。
euclid3さん、SAKURAさん、境界線を比較しても、基本的にはゼロになります。というか、そうなるように面修正しています。

いま、元面→分割.1が元です。境界.1のように、外周線以外にも境界として認識される隙間があります。これを修正したとします。ここでは、接合のマージ距離を使って無理やりくっつけた部分と、フィルで面を張りなおしている部分があります。(あくまでも、修正方法はたとえばの話です)。
このフィルを使った部分は、検証→交差.3と交差.4を比較すると、最大でおよそ0.075mmの差があります。

今回はフィルを使った面がわかっているため、どのあたりが元面と差が出ているか答えを知っているのですが、修正→接合.3がデータムの場合であっても、「このあたりが元面との差がある」というのが分かりたいのです。

らでぃんさんの方法はドンぴしゃり(形状セット 3760)で、交差を取った時点で、フィルを使った部分の線がまがっています。
しかしこれもこのサイズのデータだから見つかるのであって、面数が多くなったときに人の目だと見つかるかどうか不安です。感覚的には、交差.5から元のフェースのエッジが引き算できれば良いのですが…

一方、本物データでやってみると

ブール演算子: フェース/フェースが交差しませんでした。
高輝度表示されたフェース間の交差を解決できません。
接触の品質を修正してください(拘束を使用)。

というエラーになってしまいます。
引き続き、お知恵をお貸しください。

データはR16です。

仕事減る? らでぃん - 2007/10/13(Sat) 13:49 No.3764
データ拝見しました 思いつきで書いたのですが
やはい無茶でしたね。。。あんなにラインが出来るとは
思っていませんでした


他にもいろいろ比較方法を考えたのですが、それ以上に
サーフェスデータの修復方法が、気になりました

自分の穴埋めする手順なら
・オプションで表示精度を0.01にします
 ↓
・接合や修復でマージ距離を0.01にして、境界で確認してみます 
 ↓
・隙間がある場合、周囲の面を取り出し、延ばしたり切ったり
 貼ったりします
 ↓
・どうしても埋まらなく、問題ないぐらい小さい範囲ではフィル
 を使う
と考えています

仕事の内容にもよりますが、接合や修復でマージ距離を0.01で問題
ないのであれば、この方が手っ取り早いかと思います
(サンプルデータは0.006で消えました)

又、データの修復の際、元のデータの3つの面を削除しフィルを貼って
いましたが、問題のない元データを削除せずに隙間だけをフィルを
貼った方が良いかと思います(考え方かも知れませんが)
STL何かは、こんな修正方法するかなぁ?


で、本題に戻りますと、上記のマージ距離だけで修正できていれば
「元のデータとの違いは0.006(マージ距離分)です」
と、言っても良いと思います


根本的に、IGESのインポートのパラメータを変更する方法もあるか
とは思いますが、
「じゃあ 一体どの状態が元のデータと呼べば良いの?」
と言う、問題点もありそうなので無視します

Re: 面修正の検証 trys - 2007/10/13(Sat) 23:26 No.3765
元の1サーフェスをDisassembleでパッチ単位にばらし、
Joinでマージ距離をゆるくしてくっつければ、
形状修正を一切しないまま、隙間ナシとして扱えませんか?

Re: 面修正の検証 らでぃん - 2007/10/14(Sun) 00:10 No.3766
勉強したいので、お願いします

Joinでマージ距離により隙間が埋まった場合は、
「実際サーフェスを変形させ、隙間を埋めた」
物なのでしょうか? それとも、
「実際は隙間があるが、CATIA上では埋めたことに
しておきますよ(変形はさせませんよ)」
と言うことなのでしょうか?

たまたま 最近やったもので変形させているように
感じるものに、出会いました
一度IGESで吐き出し、別のCADで取り込んでみれば
わかることではありますが。。。

Re: 面修正の検証 trys - 2007/10/14(Sun) 23:48 No.3767
>>「実際は隙間があるが、CATIA上では埋めたことに
しておきますよ(変形はさせませんよ)」
と言うことのようです。
形状データはジオメトリ(幾何情報)とトポロジ(境界情報)で構成されていますが、
Joinのマージ距離は後者のみを調整しているのだそうです。

Re: 面修正の検証 らでぃん - 2007/10/15(Mon) 08:22 No.3768
trysさん ありがとうございます

上記「No.3764」は
「元のデータとの違いは0.006(マージ距離分)です」
ではなく
「元のデータと同じです」
で良いのかもしれませんね(でもそれもおかしいかな?)

Re: 面修正の検証 kuni - 2007/10/15(Mon) 14:31 No.3782
社内資料には、
接合はトポロジだけを変化させるので、以後の手順で矛盾が生じる場合があります。修復はトポロジとジオメトリを変化させます。
とあります(ばれないように要約)。

正直、どんなときに接合が向いていて、どんなときに修復が向いているのか私は分かっていません。隙間が開いていてダメなことはありますので、接合か修復かどちらかを使わなければなりません。また、場合によっては、面がひしゃげていたり曲率が気に入らなかったりするかもしれないので、フィルで張りなおしたり、スプラインを引いて複数セクションで張りなおすこともあるかもしれません。

・・・と言うときりがないのでNo.3762には
あくまでも、修正方法はたとえばの話です
とは書いたつもりだったのですが… (^^;)

で、あらためて、元面、接合面(あるいは修復面)があったとして、No.3757の

元面に対して「隙間は埋めたけどそれ以外はほとんど同じ」というのを検証したいのです。
その「ほとんど」はどうやって検証すれば良いのでしょうか。

に戻るわけです。いや、ほとんど同じとまでは分かっているのです。その「ほとんど」がどれくらいかと。

No.3768のらでぃんさん案によると、接合では元データと同じでよさそうです。

問題は修復のほうですかね・・・いろいろ試してみると、修復では最大でマージ距離分しか動かないのは確かのようですが、その周りの面もつじつまが合うように動きます。これは、どこがどう動いたのかを調べる方法はないのでしょうか・・・?

No.3765のtrysさん、逆アセンブルしなくても、元の面1面だけでマージ距離を変えて接合できます。No.3762の接合.3はそうやっています(あとでフィルする面を抜くのも同時にやっていますが)。

Re: 面修正の検証 らでぃん - 2007/10/15(Mon) 15:28 No.3783
>どこがどう動いたのかを調べる方法はないのでしょうか・・・?

難しいです 僕にはわからないです
元面での隙間周辺を抜きだし、表面積での差を見ようか
と思いましたが・・・少なすぎて差が出ませんね
(サンプル全体でも)

Re: 面修正の検証 SAKURA - 2007/10/15(Mon) 16:52 No.3785
プロダクトの干渉は使えませんか?
サーフェスを別々のパートで保存して、
プロダクトでそれぞれ読み込み、
干渉アイコンクリック後、適用とか、、、
的外れ、もしくはもう出ている方法だったらすみません。

Re: 面修正の検証 R - 2007/10/15(Mon) 20:50 No.3788
FreeStyleワークベンチのDistance Analysis機能を使えば、要素間の距離解析が行えます。
カラースケールのよる離れ具合の分布と、Min/Max値も確認できます。
詳細はドキュメントを確認してください。

Re: 面修正の検証 trys - 2007/10/15(Mon) 21:26 No.3790
トポロジ云々はすでに調査済みでしたか。失礼しました。
ちなみにバラさなくてもそのままトポロジ修正できるんですね。勉強になりました。

元のジオメトリはすべて保持した状態で、隙間のみ埋める作業と思いましたので、そもそもジオメトリ修正不要の可能性もあるかと思い、上記のような案を出しましたが、ハズレでしたね。

サーフェスの距離解析もダメなようなので、私はお手上げです(^^;)

Re: 面修正の検証 kuni - 2007/10/16(Tue) 17:00 No.3803
No.3788のRさん、No.3790のtrysさん、距離解析ばっちりビンゴです。接合と修復の違いを説明するためにも使えそうな結果が表示できました。ドラフト解析や曲率解析は知ってて距離解析を見落としていたとは、まったくお恥ずかしい限りです。

No.3785のSAKURAさん、干渉も試してみました。接触ばかりになります。意図的に形状を変えた場合には使えるかもしれません。ヒントありがとうございます。

あと前回書き忘れたのですがNo.3764のらでぃんさん、
>問題のない元データを削除せずに隙間だけをフィルを貼った方が良いかと思います
これをやってしまうと、横がトレランス程度、縦が数百ミリという非常に細長い面ができてしまうので、避けるようにしています。

少々お恥ずかしい面も見せてしまいましたが、とにかく解決しました。皆様ありがとうございました。

Re: 面修正の検証 らでぃん - 2007/10/16(Tue) 18:21 No.3804
こちらも勉強になりました

距離解析ですか・・ 「FreeStyle」ほしいなぁ


おなまえ
タイトル    
コメント ico ico ico ico ico ico ico ico ico ico ico ico ico ico ico
添付データ 添付可能ファイル GIF,JPEG,PNG,LHA,ZIP 最大データ 1000KB
データ 1
データ 2
暗証キー  記事メンテ時に使用(英数字で8文字以内)
投稿キー  (投稿時 投稿キー を入力してください)